水上駅セクション 完全リニューアル その16

さてさて、樹木を除いて山がだいぶできてきました。水上駅セクション作業の16発目でございます。




さてさて。





コンクリート壁に草を茂らせます。このため、まずスタイロで簡単なプロトタイプを作り、実験をしました。




パウダー類を撒く場合、地面にボンドを塗ってから撒くのが普通ですが、この壁の場合、ブロックの隅にまでパウダーを行き渡らせるのにエラく手間がかかりそうです。このため、先にパウダーを撒いてから適当に筆で整えて、水で薄めたマッドメディウムを霧吹きで吹いてみました。実験は成功。うまく固着してくれました。




で、本番。霧吹き(100円ショップの消臭スプレーのボトルを再利用)を吹いたところ。




乾燥後です。マッドメディウムの濃度が少し濃すぎたせいか、白いスジのようなものが残ってしまいました。まあ、壁のひび割れのようにも見えなくもないですよね・・・。山の頂上の草むらは、乾燥後に作業したものです。




もういっちょ。




頂上の草むらですが、まず、少し水で薄めた木工用ボンドを塗り、薄茶色のパウダーを撒き、乾燥後に緑のパウダー。その後、フォーリッジクラスターなどでアクセント付けています。柵は、エバーグリーンのプラ材で作成。山の作業全般はhasu氏・i氏が担当でございます。




樹木は昨年、格安で(30本くらい入って300円)入手していた津川洋行の樹木キット(葉っぱ無し)を上下逆さまにして使ってみようかと。まだ葉っぱが全然足りないですね。というか、枝が妙に平らなのがバレバレ・・・。枝を曲げても材質が柔らかいのでクセが付かないんですよね・・・。




ホームの点字ブロックです。ホームをマスキングしてから、アクリル絵の具を毛を短くカットした筆で叩くようにして塗ってみました。




色は5色混ぜてみました。ジェッソは白です。




で完成。露出オーバーで質感が分かりませんね。すみません。




さて、新兵器の登場です。0.14mm厚のプラ板でございます。こちらの方のブログでこの厚さのプラ板の存在と、クラフトロボでカットが可能なことを知り真似してみました。で、何を作ったかというと・・・




フェンスです。網はステンレスメッシュを斜めにカットしてGクリアで接着。




サーフェイサーを吹いて仮置。最終的には緑になります。




一部店舗はディテール工作も進みつつあります。




グリーンマックスの信号機を改造して、水上駅の信号を参考にこんな感じに組んでみました。白い部分は0.5mmプラ板です。




さらに特徴的な大型フードを付けました。0.14ミリ厚プラ板です。まず、下までまっすぐの帯状に切り出し、中央に曲げクセを付けながら、ゆるく2つ折り。アクリダイン(乾燥が早いので作業性抜群)で接着したのちニッパーで少しずつ丸くカットしました。一番下のシグナル部分は穴を開けています。裏からチップLEDをあて、ずっと赤のままのダミーとして点灯させます。信号はこれらの他に、本線の出発・場内信号用にトミックスのTCS3灯式信号機を併用します。




というわけで、今回はここまで。ではでは。

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この記事へのコメント (2件)

takkyさんこんにちは

山はコンクリート表現とウェザリングで終わりかと思っていましたが草木の表現まで手をかけるとは・・・・なんとも恐れ入りました。
信号機も赤だけとは言え常時点灯させるとは・・・・非常に勉強になります。
引き続きバラスト撒き、ストラクチャーなどの作業が続くと思いますが頑張ってください、遠くから応援しています。
私は地形の制作がどうしてもうまくいかずに勇気をもってやり直すことにしました。
いったいいつ完成することやら。

>もっくん
私も作ったものが気に入らない時は、やり直すかどうか、しょっちゅう悩んでますよ。
こんな時は思い切ってやり直してみると、思ったより時間もかからずにイイものができるような気がします。

しかしながら、JAMに出展するというタイムリミットが、なかなかそれを許してくれない・・。とくにこの時期に至っては・・。
逆にいうとJAMがあるから、ある程度サクサク先に進めている気がしてます。

「時間」と「拘り」って、趣味のモノづくりにあっては、永遠のテーマなのかもしれませんね。
応援してます!がんばってくださいねー。

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